秋雨前線はなぜ起こるのか? 台風が与える影響は? その特徴について

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秋を運んでくる「秋雨前線」

皆さん御存知の通り、

8月の下旬から9月にかけて降ってくる雨のことを

秋雨前線と言います。

秋の訪れを知らせてくれる自然の1つなのですが

一体何故南へと雨が流れていくのか、

少し不思議な動きをしていますよね?

この記事では秋雨前線についてまとめてみたいと思います。

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秋雨前線はなぜ起こるのか?

秋雨前線は気圧同士がぶつかることによって起こります。

そのぶつかる気圧とは、

夏の気候猛暑をもたらす湿度の温度も高い小笠原気団によって

構成される太平洋高気圧に、乾燥しているが暖かい秋の移動性高気圧、

冷たく乾燥しているシベリア高気圧、

冷たいが湿度は高いオホーツク海高気圧の3つがぶつかることで

大気が不安定になり雨が降ります。

この気圧のぶつかりは中々収まらないので、長く降り続けてしまうのです。

この前線が南下していく原因としては寒冷前線があります。

秋雨が始めると、秋になるためにうこき出していた寒冷前線が北日本、

から東日本や西日本に進んでいきます。

それによって、停滞していた秋雨前線も南下していくのですが、

同時に低気圧も現れているので停滞する原因となっています。

気象庁雨雲レーダー

※気象庁気象レーダーによる
5分毎に降水強度分布観測や、
予測も24時間表示しています。

梅雨との違いは?

少しずつ雨が強くなる梅雨とは違い、秋雨は最初に強い雨が降り、

その後弱い雨が振り続けます。

これは、梅雨前線と比べ秋雨前線が弱いからです。

梅雨前線はそれなりに安定した気圧を保っていますが、

秋雨前線では停滞前線だったはずの前線が

寒冷前線や温暖前線となったりして安定しません。

そのため、気圧の谷となるので曇りの天気が続くことや

小雨がパラパラ降ることもああいのです。

と言ったものの、不安定な前線だからこそ条件さえ揃ってしまえば

かなりの豪雨が降る続くこともあります。

特に、9月は台風が多い時期でもあるので

台風が与える影響はとても大きく

台風の原因である積乱雲が一緒になり水害が

出てしまうほどの大雨が降る可能性もあります。

他に、違いを挙げるとすると洪水量の違いが目立っています。

梅雨の場合は南に行けば行くほど洪水量が上がっていくのですが、

この秋雨前線では、北に停滞していた時の方が洪水量が多いです。

これは、南下することによって寒冷前線が強くなっていき、

秋雨前線の元々の原因である太平洋高気圧を

弱くしているからだと考えられます。

因みに、シベリア高気圧や移動高気圧がその存在を

しっかりとしていることもあり

梅雨が降らない北海道でもしっかりと秋雨はきます。

むしろ、北海道での洪水量はとても多い可能性が高いので

気を付けなくてはなりません。

東アジア全体で起こる梅雨とは違い

始まりと終わりがしっかりしない秋雨は日本周辺以外では起こりません。

まとめ

いつ始まっていつ終わっているのかはっきりしない秋雨は、

本当に気付かない内に長い雨に見舞われます。

大体は、降ってきてしばらくしてから

「あ、秋雨が来たんだ」という感じで気づくのでしょう。

また、曇の日が続くこともあるので何も気付かないで

通りすぎている人も少なくないかもしれませんね。

確かにあまり強い前線ではないので、

気にする人はそんなにいませんが台風の時季と

重なっているので危険な雨となることが分かっていただけなのではないでしょうか?

弱い雨だからといって気を抜いてると危ないことが起こるかもしてれませんので、

気を付けて秋の始まりを見守りましょう!

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