ツバキ(椿)とサザンカ(山茶花)の違いや見分け方 

冬の訪れを感じる「椿の花」

tsubaki

真っ赤な椿の花が咲いていると

なんだか冬が来たという感覚になると思います。

可愛らしい色をしている椿、よく見かける椿の花ですが、

あまり詳しく知られていないその生態について話していきたいと思います。

椿(ツバキ)

ツバキもしくは「ヤブツバキ」と呼ばれる植物は

ツバキ科のツバキであり常緑樹の高木となります。

またツバキは照葉樹林の代表的な気でもあります。

基本的に見られるものは5、6m程の木なのですが

大きいものだと高さ18m、直径50cmにも成長する木もあるそうです。

しかし、大きければ大きいほどに

成長は遅くなってしまいますが寿命は長いです。

その木の表面はなめらかなであり白っぽい灰色をしています。

しかし、所々に小さな突起が出ています。

枝分かれは比較的に多い木でというのが特徴です、

また、花の蕾は楕円形状の先端が尖っているような形をしており、

花びらが重なったように蕾になっています。

因みに、花が咲くのは冬から春にかけての期間であり、

早咲きのものだと冬の始めに咲くものも多いそうです。

以前から品種改良がされており中国やベトナム産のツバキは

もちろんのこと園芸用の品種などの総称を「椿」と読んでいます。

しかし、例外もあります、

ツバキ属にある「サザンカ」はあまり椿とは呼ばれません。

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ツバキ(椿)とサザンカ(山茶花)違いと見分け方

ツバキとサザンカの開花時期は

ツバキ 冬~春

tsubaki

サザンカ 秋~冬

sazanka

また、上記で述べたように

サザンカはツバキ科でありながら

椿という総称では呼ばれません。

因みに、サザンカの種類は「カンツバキ」であることから

同じ種類ということがわかると思います。

更に、品種改良をされていないもの、

つまり原種のツバキとサザンカは見分けがしやすいです。

しかし、

どちらも品種改良を行った結果この2つの見分けがつきにくくなったのです。

ツバキとサザンカを見分けるために見るポイントは、花・葉 を見るといいです。

・ツバキの花びらは萼と雄しべを残し地面に花の形を残したまま散ります。

・サザンカは花びらが1枚づつ落ちていきます。

例外としてツバキには品種改良の末、

花びらがバラバラに落ちてしまうのもありますので、

花がそのまま落ちたような形をしていたら、

それはツバキだと見たほうがいいかもしれません。

更に、咲いている花でツバキの花は完全に花びらが開ききることはありません。

カップ状の様な形がツバキの満開です。

それに対しサザンカは完全に平開すると言っても良いほどです。

また、具体的に見ればわかるのですが、

ツバキの雄しべには花糸の部分が下半分ほどくっついていますが、

サザンカの雄しべの花糸はくっついていません。

葉の大きさではサザンカの2倍ほど大きいのがツバキです。

また、葉の葉柄部分(茎から葉が生えてくる部分)を見るとわかるのですが、

ツバキには

・葉脈の色は白っぽくて、毛(ギザギザ)が生えていなくてつるっとしてる。

・サザンカには毛(ギザギザ)が生えて目立ちます。(葉脈の色は黒っぽい)

この見分け方が実は一番簡単かもしれませんね。

ツバキ油はよく聞くけどサザンカ油ってあるの?

サザンカ油、じつはあるんですよ。

またの名をユチャ油と呼ばれており

ツバキ油とよく類似した不乾性油。

美容(スキンケア)にも使われており、

オレイン酸が乾燥肌に保湿効果を与えます。

日本人とツバキ

ツバキは昔から人々に愛されていた花ということもあり

品種改良を行われてきた歴史も長いです。

京都の龍安寺には室町時代の当時のツバキが残っている程で、

どれほど愛されていたのかわかるのではないでしょうか?

更に、江戸時代当時には園芸を将軍や肥後、大名、

更には京都の公家までもが好んだことからツバキは

身分の高い者たちだけではなく庶民の間でも流行したといいます。

また、茶会の席でも大変大切にされており、

冬の茶席にはツバキの花が飾られていることがよく見かけられます。

そのため、「茶花の女王」と呼ばれるほどです。

また、花が美しく価値も高いことから

「万葉集」の時代から知られていたのですが、

美術や音楽といった芸術にも取り入れられるようになっています。

ツバキの産地 その他

ツバキは日本原産の花です。

日本国内では本州、四国、九州、

そして南西諸島で多く見ることが出来ます。

また、国外ですと朝鮮半島南部、台湾というように

比較的温かい所で咲くというのがこれを見てもわかります。

因みに、日本の北部でもツバキを見ることが出来ます。

それは、ユキツバキという種類です。

しかし、このユキツバキは標高の高い所で育つので、

青森県までくらいの内陸標高の高い位置でみられるのです。

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