京都の祭り 「祇園祭」の日程と見所・由来 

kyouto-matsuri

スポンサーリンク
スポンサーリンク

日本の3大祭り「祇園祭」

今年も祇園祭がやってきます!

一ヶ月にかけて行われる、一体いつから何のために行われるようになったか知っていますか?

八坂神社から走り出す神輿の意味とかも知っておきたいですよね。

それでは詳しく調べていきたいと思います。

祇園祭の由来

祇園祭とは元々平安時代に疫病退散を祈願し始められてものと伝えられています。

なんでも、当時は当然薬も満足になかったため、病のたぐいは疫病とされてきたんですね。

その上、平安京には度々疫病が流行していたなど書籍にも残されているほどなんです。

そんな流行病に怯えていた人々は当時平安京の国の数であった66本の神輿を立て

悪霊を集め疫病神と言われた牛頭天王を祀り、祇園天神に送ったそうですです。

それが、祇園祭のきっかけだったようですね。

その後、平安時代末期になると疫病神を鎮め退散させるため、市中を歩く習慣ができたんですね。

これが、現在の神輿を担ぐきっかけになったといえるでしょう。

祇園祭は第二次世界大戦の時一時的に中止を余儀なくされていましたが、その後京都に住む人々の強い意志により再び行なうことが出来ました。

神輿の進むコースには多少の変化があったようですが、壊れてしまったお寺や神社を修復しながら今の祇園祭になったそうです。

今では1000年近く続いてる祇園祭に全国の皆さんが集まっていますね。

祇園祭の日程Ⅰ(神輿までの準備)

現在の祇園祭は多少変化する年もありますが原則として、

毎年7月1日に行われていますよね。

けれど、昔は旧暦の6月に行われていたそうです。

しかし、祇園祭にもその前にやることがあるみたいですよ。

なんと6月中旬から下旬にかけて長刀鉾稚児結納というものを行うそうです。

なんでも、稚児役に1人少年が選ばれ長刀鉾町の代表者と形式的に養子の縁組を行うそうです。

もちろん実際に行うわけではないのではないのですが、昔の人はきっと本当に行なっていたのでしょうね。

 

◆7月1日になると吉府入を行うそうです。

ここからが祇園祭と呼ばれるものになります。

祭りの開始を意味するもので各山鉾町関係者の方々が集まり祭りの無事を祈るといったものらしいですよ。

この日付は各山鉾町ごとに違うらしいのですが5日までに行われているそうです。

そして、もうひとつ長刀鉾町お千度というものがあります。

これは、6月以内に養子になった稚児がたくさんの関係者を従えて3回本殿を回り登殿参拝を行います。

この意味は稚児に選ばれたことを奉告するのと祭りの無事を祈るために行われます。

kyouto

因みに由来としては本殿を300人以上の人を従えて3回、回っているので合わせて千回回ったと解釈し「お千度」と呼ばれるそうです。

現在では300人も従えることはないそうなのですが、旧例に従い今でも行っているそうです。

 

◆7月2日にはくじ取り式が行われているそうです。

なんと、毎年神輿が回る順番はくじで決められていたそうです。

このくじ取り式は一般公開はしていないのですが、

抽選で見られる人が決まっているようですよ。

そして、くじ取り式が終わるとくじを引いた代表者は八坂神社に向かい本殿でお祓いを受ける決まりとなっています。

 

◆7月3日は船鉾神面改めをしているそうですよ。

馴染みのない言葉ですよね?

実際これは非公開になっているので、体験している人は殆どいないと思われます。

神面の本面と写し面を出し、無事を確認するものです。

 

◆ 7月4日~9日までは不定日となっています。

祇園祭の公式行事ではない行事を行っているそうです。

ですので先年2014年の内容をお伝えしたいと思います。

7月4日はみやび会お千度を行なっていたそうです。

この行事は1日に行っていたものと似ていて、

京舞で有名な井上流家元を筆頭に舞妓さんたちが新しい着物を着て本殿を3周するといったものです。

因みに例年として着物は白地に紺色の模様をあしらったものと決まっているようです。

kyouto2

7月5日は函谷鉾町龍源寺墓参という墓参りを行いました。

明治5年に巡行路の解散後に帰る途中でとある少年が神輿に足を引かれてしまい死亡してしまったそうです。

以来一度も欠かすことなく毎年この時期にお墓参りを行っているそうです。

同じく7月5日に去年は刀鉾町稚児舞披露があったそうです。

その名の通り稚児が長刀鉾町の前で舞を披露し、

その場で良いと判断されると大衆に同じ舞を披露するという仕組みになっています。

7月7日に行われた綾傘鉾稚児社参とは1日に行われたお千度と同様に6人の稚児がたくさんの関係者を従え3周本殿を回ります。

1日と違うのは、この時に稚児は山鉾町と形式的に養子縁組を行なうということです。

さて、ここからが皆さんお待ちかねの祇園祭の醍醐味、神輿の出番です。

祇園祭の日程Ⅱ(神輿の巡行)

◆7月10日~13日の間に山建て鉾建てを行います

でもその前に「神用水清祓式」「お迎え提灯」「神輿洗い」を行います。

これは、神輿を洗う水を神事を行なった後、

四条大橋の上から桶を使い水を鴨川から救い上げます。

kyouto3

そして神輿洗いをする前の神輿を迎えに前年の巡行したコースを巡行し神輿を水で清めるというものです。

そして、4日間かけ分解し収納されていた神輿を組み立て懸装を施すという作業です。

◆7月12日・13日に神輿の曳き初めになります。

曳き初めの順番はくじで決めた順番で始まるんですね。

◆7月13日に行われる別の行事が長刀鉾稚児社参と久世駒形稚児社参です。

これは狩衣に金の烏帽子で登場し、

「正五位少将」・十万石大名の位を授かるという意味があるそうです。

kyouto4

これは高い鉾の上から貴人を見下ろしても不遜にならないようにするために行われるそうです。

この後の稚児は神と同等の立場となるため地上はあるかないという決まりまであるそうです。

kyouto5

 ◆7月14日~17日はいわゆる前祭が行われます。

この日から露店を出し京都市内は賑わいを見せていたのですが、

2014年より露店は出さないことになったそうです。

前祭で前半のくじで決まった神輿が動き出します。

・7月19日~20日は後祭の山鉾建て を行います。

それと同時に行われるのが19日にある松取式が行われています。

北観音山と南観音山から2本の真松を市内にある鳴滝で伐採し運んできます。

それを両町の代表者がくじを引いて勝った町が最初にまつを選ぶというものです。

因みに、勝った町は「良い松を選べた」と思い負けた方は「良い松を残してもらった」と思うのが習わしのようです。

◆7月20日にとうとう後祭の神輿が動き出します。

◆7月24日には還幸祭 が行われて、八坂神社に神輿が集まり

照明が消され、神霊が本殿に移されるとします。

そうして、丹波八坂太鼓奉納という儀式に伴って奉納されます。

 kyouto6

祇園祭の日程Ⅲ(締め)

◆7月25日には狂言奉納と言って境内の中で能舞台が行われ、

茂山狂言が奉納されるという仕組みになっています。

そして、同時に行われるのが千団子というもので

神輿に備えられていた団子をこの日参拝者に配布しているそうですよ。

この団子を食べると厄除けの効果が期待できるそうです。

◆7月28日には神用水清祓式があります。

始めに行ったように夜の神輿洗いに使うお水を汲んでくるんですね。

そうして、神輿洗いを行います。

◆7月29日には神事済奉告祭といって、

神様に祇園祭が終わったことを奉告します。

以前はこの日を最終日としていたのですが、

今では31日の疫神社夏越祭が最終日となっています。

◆7月31日疫神社夏越祭

現在の最終工程になります。

関係者がまず茅輪をくぐりその後一般参拝者がくぐります。

kyouto7

そうして、護符を受け取り茅輪の一部を切り取って護符を結びつけお守りとするそうです。

まとめ

一つに祇園祭と行っても実はかなり奥が深いんですね。

記事を書いていて思ったことは、

昔から神様への気持ちを持っているからこそ、伝えられたんだなっという感じがしました。

私達が拝見できる祇園祭はごく1部分だけみたいですが、

実際の関係者の方々は大変そうですよね。

それでも、毎年祇園祭を守り行なってきた京都の人々は凄いですね。

みなさんも、一度祇園祭を見てみてはいかがでしょうか?

神輿を動かすだけでもいろいろあることを考えながら見て回ると、

なんだか以前と違うように見えるかもしれませんよ。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です